呼吸法について
呼吸には、酸素供給と炭酸ガス排出という体の機能以外に非常に重要な働きがあります。
その一つが自律神経の調整で、呼吸を支配しているのは、実はこの自律神経なのです。
息を吸うときは、交感神経(緊張の神経)が働き、息を吐く時は副交感神経(弛緩神経)が働いています。
ですから、ゆっくり息を吐くと体の緊張がゆるんで心が休まり、落ち着いてくるのです。
楽な姿勢で、数分でできる呼吸法をお話します。
これはいつでも何処でもできるのでお勧めの呼吸法です。
まずは大きくゆっくり4秒かけて息を吸い、16秒息を止めます。
ここで、体に酸素が行き渡ったのを感じながら、ゆっくり8秒かけて息を吐きます。
これを一日ゆっくり10回行うだけで、体の緊張がほぐれるのを感じると思います。
呼吸があさかったり、呼吸が乱れているのは体の機能に影響を及ぼすだけではなく、
心の乱れにもつながっています。(心身一如)
ですからこの呼吸法は、イライラしたり、精神的ストレスがある方にお勧めです。
>>> 心身一如とは?
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