ストレスとは?
社会や世の中が便利になるにつれ、どんどん人間はひ弱になっていく氣がしませんか?
物質的に豊かでゆとりのある国ほど、心身症やストレス病がやたらと蔓延しています。
そういった国の人々は何かと言えば、すぐにストレスを口にするのは、
一種の゛贅沢病ではないか?゛とさえ思えてきます。
「この頃、ストレスが溜まって、体の調子がよくない」
「今夜はカラオケに行ってストレス発散しよう!」
私達は、何気なくこの会話をしています。
何か不都合なことがある時、
ストレスのせいにしておけば、すぐに話が通じてしまうのが今の現状ではないでしょうか?
もともと、ストレスは物理学用語で「歪み」を意味します。
外部からの刺激によって生じる「ひずみ」と、それに対する防御反応のことで、外部の刺激を
「ストレッサー」といい、そのストレッサーによって起こるさまざまな心身の変化を「ストレス」と呼んでいます。
簡単に言うと、ストレスは脳の下垂体前葉―副腎皮質系を介して起こります。
そしてストレスによって身体の各器官の働きに異常が出た結果゛ストレス病゛と言っているのです。
今日では、西洋医学でも精神と肉体は密接にかかわっていると認められています。
東洋医学でも、心と身体を一つのものと考えられているのです。
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