五感の活性化
私達現代人は、理屈ばかりを優先させてしまい、頭が大きくなっている傾向にあります。
その理由の一つは、あまりにも”視覚情報”だけに偏りすぎていることです。
人間には、五感があります。
『見る』 『聴く』 『味わう』 『嗅ぐ』 『皮膚で感じる』この五感によって外界からの情報を得ています。
この五感の状態バランスがとれると、健康でイキイキとした状態を保つことができるのですが、
現実には『視覚偏重』になっているのです。
本を読んだり、テレビやビデオを見たりコンピューター操作等によって視覚情報が、
生活の大部分を占めています。
実際に人間が外界から受ける情報量の内視覚は80%を占めており、聴覚が10%、触覚は5%、
嗅覚は3%、味覚は2%と言われています。
ですから、圧倒的に視覚の占める割合が大きいのです。
視覚偏重という事は、その他の感覚がどうしても、抑えられぎみになってしまいます。
嗅覚・触覚・味覚は、より本能に近い感覚ですので、これが抑えられてしまうと生物が持つ要求を
満たすことができなくなり、大きなストレスの原因になってしまいます。
ですので、マッサージ等の手法はすべての人間が本能的に”感じる”部分への
アプローチ(刺激)することで、リラクゼーション効果、(バランス効果)の早道となる為
編み出されたものなのです。
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